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*ミニ用語 |
◇原皮 |
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皮革製品の原料のこと。 |
◇なめし |
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動物の体から剥いだ生皮を腐敗させないように、またしなやかさを失わないよ
うに加工する技術のこと。 |
◇皮と革 |
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皮とは動物の最外層の組織を剥ぎ取ったもの。
革とはその皮をなめし加工したもの。 |
◇ハイド(Hide) |
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25ポンド(約11L)以上の厚くて大きな重い皮のこと。成牛皮・馬皮等。 |
◇キップ(Skin) |
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15ポンド(約6.8L)未満の薄くて小さな軽い皮のこと。
仔牛皮・山羊皮・羊皮・豚皮等。 |
◇レザー(Leather) |
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革のこと。 |
==皮革の種類==
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○牛皮 |
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仔牛皮
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カーフスキン(Calf Skin)
生後6ヶ月の仔牛の皮。キメと繊維構造が最も細かい最上質な皮。 |
中牛皮 |
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キップスキン(Kip Skin)
生後6ヶ月〜2年位。カーフよりやや厚手の中牛皮。カーフに次いで上質な皮。 |
成牛皮 |
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カウハイド(Cow Hide)
生後2年の牝の牛皮。丈夫で厚い皮質の皮。 |
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ステアハイド(Steer Hide)
生後3〜6ヶ月以内に去勢した牡牛の皮。牡牛と牝牛の中間で最も多く使用される。 |
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ブルハイド(Bull Hide)
生後3年以上の繁殖用の牡牛の皮。大型で粗い組織。丈夫で厚い。 |
○馬皮 |
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ホーススキン(Horse Skin)
大判で組織構造が柔らかい。臀部は繊維が綿密なため光沢の美しいコードバンになる。 |
○豚皮 |
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ピッグスキン(Pig Skin)
表面が摩擦に強く丈夫。3つ並んだ毛穴が特徴。 |
○羊皮 |
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シープスキン(Sheep Skin)
薄くて軽く柔らかい肌質。代表的な種類はヘアーシープとウールシープ。
ヘアーシープの方が良質。仔羊皮はラムスキンという。 |
○山羊皮 |
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ゴートスキン(Goat Skin)
繊維の充実度が高い皮。仔山羊皮はキッドスキンという。 |
○カンガルースキン(Kangaroo Skin) |
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オーストラリアが産地。皮は丈夫で強くしなやか。高級素材として珍重されている。 |
○オーストリッチ(Ostrich) |
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鳥類の中で最も貴重視されている。羽を抜いた跡の突起した羽軸模様が特徴。 |
○象皮(Elephant) |
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独特な形状をもつ表面感。丈夫で高級素材として珍重されている。 |
○ワニ革 |
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独特の鱗模様が特徴で高級素材として珍重されている。鱗が小さく揃っている
程高価。主にクロコダイル・アリゲーター・カイマンなどの種類がある。 |
○トカゲ革 |
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ワニ革に次いで珍重。輪の模様を持つリングマークトカゲは最高級。
他にアグラ・ベンガル・オーバルなどがある。 |
○ヘビ革 |
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斑紋や鱗模様の美しさが特徴。ダイヤ形の模様を持つダイヤモンドパイソンなどの
ニシキヘビ(パイソン)が主流。他にウミヘビやミズヘビなどの種類がある。 |
○カメ革 |
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中南米のメキシコが原皮の生産地。皮質は丈夫でワ二革に似た鱗模様。
現在はワシントン条約によって取引きが中止されています。 |
==皮革の加工法(仕上げ)==
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□銀つき革 |
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銀とは革の表面のこと。革本来のキメ細やかで美しい表面を生かしたなめしと
染色で仕上げた革。深みのある肌合い。 |
□ヌメ革 |
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タンニン(植物から得られるなめし加工用の液体)なめしによって仕上げられた
革薄茶色。 |
□揉み革 |
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革を揉み、表面にさまざまなシボ(シワ)を付けた革。一般的にエルク革とも称
する。 |
□シュリンク革 |
なめし行程中に薬品などを使用して革を縮ませた革。揉み革よりシボ(シワ)が
強調される。 |
□スエード革 |
革の表面を細かいサンドペーパーで毛羽立てて仕上げる革。仔牛・羊・山羊な
どの繊維の綿密な皮を使用する。 |
□ヌバック革 |
牛革の表面をサンドペーパーで軽く起毛させて仕上げる革。ベルベットのよう
な感触。 |
□ベロア革 |
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牛革の裏面を起毛させた革。スエードより起毛が粗く、毛足の長い革。 |
□バックスキン革 |
本来は鹿革のこと。鹿のなめし革の銀面を削って毛羽立たせた革。
他に牛・羊・山羊など起毛した革の総称として使われる。 |
□ガラス張り革 |
成牛皮をなめした後、乾燥作業をガラス板などに張り付けて行なう。そして表
面をサンドペーパーなどでこすり、樹脂系塗料染めを施し艶のある革に仕上げる。 |
□エナメル革 |
革の表面に油脂や合成樹脂を塗り、光沢のある革に仕上げる。 |
□腹子 |
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胎児・流産又は早産の半産子の毛皮。仔牛・ポニースキン・ピッグスキン・ラ
ムスキン。 |
□型押し革 |
革の表面に過熱した型板などをのせて、高圧プレスで仕上げた革。クロコ風・
オーストリッチ風などのさまざまなタイプがある。 |
□メッシュ革 |
ヒモ状の革を手織り、機械織りによって編んだ革。 |
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